九州・沖縄地区の11月新車販売 2 ヵ月連続減も微減に止まる
九州・沖縄地区の11月の新車販売台数は前年 同月比0.5％減の4 万6278台となり、2 ヵ月連続 のマイナスとなった。登録車が同3.4％減と2 ヵ 月連続で前年割れした一方、軽自動車は同3.5％ 増と伸長した。登録車は日産が完成検査問題の 影響で大きく前年割れしたことが響いた。ただ、 11月から出荷を再開したことで、前月よりマイ ナス幅は縮小した。新車販売に占める軽自動車 の構成比は、前年同月と比較して1.7ポイント アップの43.6％だった。無人型の自動運転車両 公道で実証走行
経済産業省と国土交通省は、車両に運転者が 乗らない自動運転車の公道実証を石川県輪島市 で始めると発表した。自動運転技術と遠隔操作 技術を組み合わせた小型の電動カートを、一般 道で規制をかけずに走らせる。国内初の取り組 みで、経産省は「混在交通下における公道での 車両内無人化の遠隔型自動走行実証は確認でき ず、世界初の可能性もある」（製造産業局自動車 課）としている。東京モーターショーの来場者 5 ％減少
「第45回東京モーターショー2017」が10日間 の会期を終え、11月5 日に閉幕した。主催した 日本自動車工業会によると、来場者数は77万1200 人と、前回の第44回ショー（81万2500人）に比 べ5 ％減少した。国交省 図柄ナンバーの申請41地域
国土交通省は、導入希望を受け付けていた地 方版の図柄ナンバーについて、41地域からの申 請があったと発表した。今後、具体的な図柄の 提案を受け付け、図柄を確定させた上で来年10 月から交付を始める。地域別では「土浦」「つく ば」「富士山」など9 地域から申請があった関東 が最多。新たな車検判定ミス発覚
自動車技術総合機構と軽自動車検査協会は、検 査機器の不具合で車検時に約14万8 千台を誤判 定した可能性があると発表した。該当車両のユー ザーにダイレクトメールを送り、無料の確認検 査を呼びかける。車検時の判定ミスは昨秋から 相次いでおり、国土交通省が再発防止策づくり に乗り出していた。 今回の判定ミスは、これまでに判明した検査 機器の誤設定ではなく、検査機器自体のプログ ラム不具合や納入・校正時の設定ミスに起因す るものだ。昨年5 月から7 月にかけ、軽検協で 機器の不具合が見つかり、国交省が8 月に自動 車技術総合機構も含めて調査を指示していた。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.