九州・沖縄の1 月新車販売 5.6%減、全国より小幅減少
九州・沖縄地区の1 月の新車販売台数は前年 比5.6%減の4 万5,398台となった。登録車は同 10.2%減、軽自動車は同0.4%減とともに前年実 績を下回ったものの、全体の減少幅は全国より 2.2ポイント小幅にとどまった。マイナスのス タートとなった2013年の新車市場だが、ディー ラーでは「年明けから客足は回復傾向にあり、 消費ムードも悪くない。イベントなどでの受注 も予想より順調に積み上がっている」などの声 が聞かれ、先行きの景気への期待を含めて市況 は明るさを取り戻しつつあるようだ。新車販売台数の構成比率 軽比率50%超、7 県に増加
2012年暦年の都道府県別新車販売台数におけ る登録車と軽自動車の構成比率がまとまった。 日本自動車販売協会連合会のデータによると、 軽比率が50%を超えた県は昨年より2 県多い7 県に増加。40%以上の県も1 県多い24県となっ た。全都道府県を合計した軽比率は前年から0.8 ポイント増え36.9%に拡大。過去10年で最も高 い数値となった。昨年の軽市場は過去2 番目に 多い197万9,447台を販売した。エコカー補助金 の増額やメーカー各社の新型車効果で軽需要が 活性化。登録車から軽に乗り換えるダウンサイ ジング志向も追い風に、全国で軽の販売比率が 高まる結果となった。スキャンツール補助に2 億円超
経済産業省と国土交通省は、スキャンツール (外部故障診断器)の導入補助制度を含む「省 エネ型ロジスティクス等推進事業費補助金」と して25億円を来年度予算に計上した。このうち スキャンツール補助金の予算は2 億円以上を 確保できる見込みだ。国交省は、補助金交付の 対象機種の選定方法などについて検討を急ぐ 方針だ。自動車盗難15%減 50年ぶり低水準
警察庁は2012年の犯罪統計をまとめた。自動 車盗難件数(認知件数)は2 万1,070件で前年と 比べ15.5%減(3,858件)の2 桁減となり2 年連 続で減少した。認知件数が2 万件台前半となる のは約50年ぶり。車上ねらい(10万2,798件)、部 品ねらい( 5 万1,197件)の認知件数も前年比マ イナスで推移した。自動車盗難の発生件数が最 も多い県は3,186件の愛知県で5 年連続のワー スト1 位となった。昨年の交通事故死者 高齢者が過去最悪
警察庁は2012年中の交通事故の特徴および 交通違反の取締り状況をまとめた。2012年中の 交通事故発生件数は前年比3.9%減( 2 万6,918 件減)の66万5,138件で8 年連続のマイナスと なった。死者数(24時間以内)は同5.4%減(252 人減)の4,411人に減少。死者数のうち65歳以上 の高齢者が占める割合は51.3%で過去最高と なった。