「自分のクルマは自分で守る」が基本です
1.新しい点検・整備制度がスタート
平成12年5月より新しい点検・整備制度がスタートしました。
ライトバン、トラック、バスなどを対象とした主な改正内容は下記のようになりました。
●車両総重量8トン未満のトラックなどの初回車検期間を1年から2年に延長。
●事業用自動車の1ヶ月点検の廃止
●定期点検項目の簡素化と走行距離に応じた点検の実施
※初回の12ヶ月点検も忘れずに受けましょう。
2.日常点検はしっかり行いましょう
日常点検はクルマの健康状態をチェックするための必須条件です。
走行時のトラブルを事前に回避するためにも、日常点検をしっかりやる習慣を身につけましょう。
3.自分のクルマは自分で守る保守管理責任とは
クルマの保守管理責任は、あくまでもクルマを使用するユーザーのみなさんにあります。クルマの健康管理を、ユーザー自らの手で行い、悪い箇所はすぐに整備を行う「自分のクルマは自分で守る」という心構えが大切です。
4.きちんとしたい定期点検
車の整備には、故障が起きてから修理する作業と、故障を起こさないよう事前に予防する定期点検(乗用車は1年点検、2年点検)の2種類があります。定期点検を実施することでクルマの性能や安全を確保し、省エネルギー、排出ガス浄化など、ドライバーとしての社会的責任にも応えたいものです。
5.車検時には点検・整備を実施しましょう
点検・整備を実施しないで車検に合格しても、車検後の安全が保証されているわけではありません。車検時には、国が保証した整備事業場で、しっかり点検・整備を行うことが安心につながります。また、整備事業場では、整備保証も実施しています。