九州・沖縄地区の 5 月新車販売 11ヵ月連続前年割れ 供給不足続く
九州・沖縄地区の 5 月の新車販売台数(登録車と軽自動車合計)は、前年同月比21.5%減の 2 万9197台で、11ヵ月連続前年割れした。減少率は前月比から9.5ポイント拡大した。登録車・軽自動車ともに 2 桁減と大きな落ち込みとなった。メーカーの生産正常化の見通しが立たない中で、販売環境は厳しい状況が続きそうだ。自動運転レベル 3 公道走行 トラック、バス解禁
国土交通省は、高速道路における大型車の自動車線維持システム(ALKS)の使用を 7月 1 日から可能にする。時速60キロメートル以下であれば、同一車線内での速度維持や車間距離保持をシステムが担う。乗用車では2020年 4 月に自動運転「レベル 3 」(システムの要請に応じて手動運転)の公道走行が解禁されており、今回、大型車まで対象車種を拡大した。トラック、バスにおける自動運転の普及拡大につなげる。日整連 「ファイネス」会員急拡大
日整連のオンラインの整備情報提供システム「ファイネス」の会員数が拡大している。 2021年度末の会員数は前年度比12.0%増の 4万3883事業場となった。月平均の増減数は18年度が56事業場だったのに対し、21年度は398事業場にまで増加している。整備事業者は普及が進む先進運転支援システム(ADAS)の整備に必要な電子制御装置整備の認証取得に迫られている。これに必要な技術情報の入手手段として、ファイネスの活用が広がっていることが一因と考えられる。国交省発表 リコール届け出36%減交省発表 リコール届け出36%減
国土交通省は、2021年度のリコール総届け出台数が前年度比35.6%減の425万7931台だったと発表した。パワートレインや足回りなどで共通部品を採用する車両の不具合が少なかったことなどが減少要因とみられる。総届け出件数は同3.9%減の369件だった。いずれも速報値で、前年度実績を下回ったのは 2 年連続となる。