九州・沖縄地区の8 月新車販売 11ヵ月連続で増加
九州・沖縄地区の2017年8 月の新車販売台数 は前年同月比7.1%増の4 万3084台となり、11ヵ 月連続で前年を上回った。7 月は前年割れだっ た登録車が2 ヵ月ぶりに前年を上回るとともに、 軽自動車も9 ヵ月連続で伸長した。新車販売に 占める軽自動車の構成比は前年同月と比較して 0.1ポイントマイナスの42.4%だった。水素ST無人化へ 遠隔監視など予防安全徹底
経済産業省は、水素ステーション(ST)の無 人化を目指す。有資格者が利用者のセルフ充填 を遠隔監視するとともに、温度・圧力や充填回 数などの情報を基に適切な点検頻度を割り出す などして水素関連機器の予防保安を徹底する。保 安措置が厳格な日本の水素STは年間4 千万~5 千万円の運営費がかかる。2020年代半ばに欧米 並みの年間2 千万円程度に引き下げ、水素ST事 業の自立化につなげる。外国人メカニック スムーズな受け入れへ実習ガイドライン見直し
国土交通省は、外国人メカニックの受け入れ 体制を整える。11月施行の技能実習法をにらん で事業協議会の準備を急ぐほか、技能実習ガイ ドラインを見直し、実習内容が形骸化しないよ うにする。国交省によると、技能実習制度を使っ て約60人の外国人がすでに整備や板金の実務を 学んでいる。外国人の実習ニーズも高いといい、 国交省は制度を円滑に運用して整備技能の移転 と国内整備業の人手不足緩和を目指す考えだ。無車検車の取り締まり用機器 来年度に導入
国土交通省は、無車検車を瞬時に判別し、街 頭で取り締まる機器を来年度から本格導入する。 車両ナンバーを読み取り、自動車登録検査業務 電子情報処理システム(MOTAS)の情報を基 に車検の有無を割り出す仕組み。これまでの調 査では、公道を走る約300台に1 台の割合で無 車検車が見つかった。事故や犯罪の増加につな がるほか、自賠責保険が切れているケースも多 く、取り締まりを強化する必要があると判断し た。75 歳以上の死亡事故減少
75歳以上のドライバーによる今年上期( 1 ~ 6 月)の死亡事故件数は190件で、死亡事故全 体に占める構成比は12.9%だったことが、警察 庁のまとめで分かった。前年同期比でそれぞれ 28件、0.8ポイント減少した。件数と構成比がと もに前年同期を下回るのは2 年ぶり。