九州・沖縄地区の2 月新車販売 軽 2 桁増で 5 ヵ月連続増
九州・沖縄地区の2 月の新車販売台数は、前 年同月比3.2%増の5 万1915台となった。登録 車は前年割れしたものの、軽自動車が2 桁の 伸びを示し、総台数では5 ヵ月連続で増加基 調を持続した。沖縄を除く7 県が前年実績を 上回った。伸長率は全国平均に比べて2.7ポイ ント高かった。軽自動車が大きく伸びたこと もあって、新車市場における軽自動車比率は 47.0%となり、前年同月より3.3ポイント上昇 した。ナンバープレート新表示基準 適用は10月から
国土交通省は、ナンバープレートの位置や 角度などを定めた新基準の適用を10月からに 6 ヵ月間延長すると発表した。同基準は2016 年4 月に施行されていたが、激変緩和措置と して今年4 月以降に登録する車両まで猶予期 間を設けていた。新型コロナウイルス感染症 の影響が長引いていることから、ディーラー や用品小売業などの負担を軽減する。警察庁 一定の違反高齢運転者に来年から実車試験
警察庁は、事故が相次ぐ高齢運転者対策と して、2022年6 月までに導入する実車試験「運 転技能検査」の内容を盛り込んだ報告書をま とめた。75歳以上で過去3 年間に信号無視な ど一定の違反歴のある人が対象となり、試算 では年15万3 千人に上る。空飛ぶクルマ 早期実現目指し次世代航空モビリティ企画室を新設
国土交通省は「空飛ぶクルマ」の早期実現 を目的に「次世代航空モビリティ企画室」を 新設することを決めた。赤羽国土交通相が閣 議後会見で明らかにした。同企画室が「関係 事務を一元的に担う」形とし、「(空飛ぶクル マの)早期実現に向けた体制強化につなげる」 狙い。次代の移動手段として期待がかかる空 飛ぶクルマはグローバルで開発競争が激化し ており、自動車メーカーの関心も高い。国交 省では必要な行政手続きを一手に引き受けら れる組織を設けることで、日本企業の開発や 実用化を後押ししていく考えだ。あおり運転58件検挙 異常な接近が最多
警察庁は、あおり運転を厳罰化するため「妨 害運転罪」を新設した改正道路交通法につい て、昨年6 月の施行から半年間のまとめを公 表した。全国の警察による検挙は自転車も含 めて58件(57人)で、「異常な接近」が最多 だった。